あけましておめでとうございます。 ― 2014/01/01 15:29
こちらドイツでも年が明けました。ここでは新年になった時に花火を打ち上げるのが習慣で、数日前からスーパーでは沢山花火を売っていました。だいぶ前にここで新年を迎えた時には、外に出て花火を見たものの、雪の中寒くて、大したことないなあ、という感想しかなかったのですが、今回も12時前から打ち上げの音が聞こえてきたので、近所を歩いてみることにしました。
外に出てみると、思ったよりもかなりの人が花火の準備をしていました。私達は自分たちでは買っていなかったのですが、30分ぐらい近所を歩きながら、かなりの迫力の花火を見ることができました。もちろん、日本の花火大会とかとは比べものになりませんが…。私は花火は日本が一番!と思っていますので…。
さて、2014年はどんな年になるでしょうか。私達にとってはハノイへの引っ越しを前にして、変化の年になります。2013年は公私ともに本当に試練の年だったので、2014年は新しい土地で新しい暮らしを始めることにはなりますが、もう少し楽に過ごせる年になるといいなあ、と思います…。今年もどうぞ宜しくお願いします。
フクシマ ― 2014/01/03 10:55
私はお正月というとあの震災と原発事故を思い出します。というのも、2011年の紅白歌合戦を見て、すごい危機感を感じたので。その頃のブログにも書きましたが、日本人は私達の持つ困難を乗り越えている力を発揮して、あっという間に復興をなしとげ、震災という自然災害と原発事故という人災を一緒くたにして、すべて過去のこととして忘れ去ってしまうのではないか、という強い印象を持ったのです。
あれから2年、震災からはもうすぐ丸3年。まだ汚染水の流出のニュースがわりと頻繁にあるにも関わらず、なんだか原発のことはやっぱり忘れられているような気がします。少なくともマスメディアを見る限りでは…。そんな中、ハフポストでこんな記事を見つけました。フクシマの「観光地化」に尽力している思想家のインタビューです。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/02/fukushima_n_4528221.html?utm_hp_ref=japan
私はこれはとっても重要な活動なのではないかと思います。「汚いものにはふたを」というのが日本の文化ですが、それを逆手にとって、開かれたフクシマを目指す。そして、原発の恐ろしさを皆に知ってもらう。勇気ある、そして意味のある行いではないでしょうか。
ちなみに、私は最近ハフポストをよく読んでいます。昔は朝日新聞のウェッブ版を読んでいましたが、今はほとんどの記事は購読契約をしないと途中までしか読めないのですが、ハフポストだったらそんなこともありません。しかも結構いいとこをついた読み応えのある記事があるように思います。(とはいえ、朝日新聞とは協力関係にあるみたいですけど。)
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