ハノイ再訪2017/05/07 19:01

今月のメーデーのお休み、ハノイではジュリの学校が2日も休みだったのもあり、私は5泊6日でハノイに戻ってきました。

2月にハノイを去った時は全く戻るつもりはなく、だからこそいろんなことを「これで最後だ!」と思ってしてきました。(主に食べたいものを食べ納めたということですが…。)なので、今回予定外にまたハノイでの日常を楽しむことができて、なんだかすごく特別な気分になれて嬉しかったです。例えば写真の私たちがよく行くベトナム麺のフォー屋さん。実は、私がいない間にジュリがフォーを好きになり、このお店に3人で行くのはこれが初めてだったのです。その他にも、お気に入りのもう一つ別の近所のベトナム麺屋さんとフレンチ・レストランにはそれぞれ2回づつ行きました〜。家族で映画も観に行けたし。欲を言えば、もう一度オペラハウスでのコンサートに行きたかったですけど、都合よくコンサートやってなかったので行けませんでした。

そしてとにかくコロンボの猛暑に苦しんでいた身には、エアコンをつけなくても過ごせるハノイはすごく快適に感じられ、とにかくよく寝ました。毎日昼寝してた感じ。エアコンをつけて寝てるとやっぱり熟睡できていなかったのか、疲れがたまっていたんでしょう。

今回はとにかくのんびりしたかったので、友達にもほとんど帰ってきていることを知らせなかったのですが、狭いハノイ、やっぱり偶然にいろんな人に会ってしまいました。まあそれはそれでよかったですけど。昔の部下で、私が去ってから私がハノイに帰っていたことを知った人からは、なんで知らせてくれなかったの〜!と恨まれてしまいましたが…。

戻ってきて、今度家族に会えるまで6週間強。これがなんかすごく長く感じられます。2月にハノイを去ってから4月初めにピーターとジュリがコロンボに遊びに来るまでの6週間は、忙しすぎたためか、結構短く感じたんですけど。長いトランジションですが、頑張ります。

お別れ会。2017/02/12 21:08

スリランカへの出発もはや1週間となってしまった今日、私がヨガの先生の免許を取ったスタジオで、お別れ会を開催しました。この会をやるかどうかについてはかなり迷いがあったのです…。オフィスでは辞める人のためにいつもお別れ会があるので、自分の事務所の人にはお別れする機会があるし、日本人国連職員の方もお別れランチを計画して下さってるし。わざわざやらなくても?とも思ったけど、ヨガ関連の友達とは特にグループとしてお別れする機会もないし、去っていった友達でこういう会をやった人は多くて、それはそれでいい機会だなあと思えたので、やってみました。結果、やってよかった!

スタジオのスタッフはものすごく気合を入れてくれて、すごい飾り付け…。バレンタインも兼ねて、って感じもしますが…。ベジタリアンのお料理もすごく美味しくて、好評。40人ぐらいの友達・同僚が来てくれて、楽しいひと時を過ごすことができました。

写真はうちのオフィスのスタッフと。彼らには私が所長代理だった時に沢山支えてもらって、すごく親しくなったので、本当に去るのかと思うと相当辛いです…。でも仕事も残りあと1週間、頑張ります!

2度目の新年&お引越し2017/01/27 20:03

ベトナムは陰暦を使うので、今日が大晦日。ここ1週間ぐらいは年末の買い物をする人で、交通渋滞がすごかったですが、昨日ぐらいからだいぶ静かになってきました。今日は開いているお店も少なかったです。大家さんから頂いた、お正月には欠かせない、バインチュンという巨大ちまきみたいなのを美味しく頂いてます。

その後、無事スリランカ政府からの承認の手紙が届き、私の出発は2月19日ということになりました。ジュリが7年生を終えるまで、彼とジュリはハノイに残るので、4ヶ月離れ離れ。私が先に行くというのは実は今回が初めてなのですが、家族全部の引越しを今は心配しなくていいというのは、だいぶ気が楽です。理想的には離れ離れの期間が1・2ヶ月だったらよかったんですけどね。まあ、頑張ります。

旧正月休みで明日からは家族でクアラルンプールに遊びに行ってきます。私がクアラルンプールに行くのは多分25年ぶりぐらい?美味しいお料理があったのだけしか覚えてないのですが、楽しみです。戻ってきたら2週間で出発。忙しくなりそうです!

大気汚染2016/12/10 20:29

またまたえらいご無沙汰になってしまいました。11・12月は一番仕事が忙しい時期なのです。今日もバンコク出張から帰ってきたところ。来週・再来週とあと2つ国内出張も入っています。

私の最近のお気に入りと言えば写真の空気清浄機!ハノイの大気汚染はかなりのレベルなので、先月3つ購入しました。気のせいか、これを買ってからよく眠れるような感じがします。ピーターがいろいろリサーチして、シャオミーという中国のメーカーのがいいと言うので、これにしたのですが、お値段もお手ごろだし、デザインもシンプルで気に入っています。携帯のアプリを使って、いろんなデーターが見られるようになっているのですが、残念ながら我が家のインターネットの質ではこれが使えない…。でも正面の小さなランプの色で、汚染のレベルはわかるようになっています。

ほんとはこんなの要らない環境に住みたいですけどね…。綺麗な空気のありがたさを思い知らされます。

ハノイの道端:その82016/10/30 16:14

今月は、仕事が超忙しく、しかも日本にちょこっと帰っていたりしていたらあっという間に終わりに近づいてしまいました…。

今月24日は私たちが早朝のウォーキングを始めた1周年でした。元々私の座骨神経痛対策のために始めたウォーキングですが、朝5時起きも慣れてしまえばそんなに辛くなく、雨が降っている日や旅行で早朝出発する日などを除けば、ほぼ毎日続けて1年が経ちました。座骨神経痛はまだ完治はしていませんが、でも痛くて靴も自分で履けなかった頃からはだいぶ回復して、今では時々ウォーキングにジョギングも混ぜてるぐらいです。

このウォーキングの後、週末はよくローカルなお店で朝ごはんを食べます。以前に「ブン・ジヨウ」は紹介しましたが、こちらは「ブン・チャー」というお料理。外国人には一番ポピュラーなローカルフードの一つだと思います。手前のお皿に入っているのはつけ汁で、中にはバーベキューしたお肉と野菜・ニンニクが入ってます。これにお好みで緑のハーブを入れて、左奥にある米麺をつけて食べます。右手の赤いのが入っている瓶はとうがらしのソースです。ピーターはブンチャーが好きでいろんなとこで食べていますが、このお店のはかなり美味しい方みたいです。

ちなみに、この写真はピーターが撮りました。ハノイの道端の雰囲気が出ていて、いい感じです!

ハノイの道端:その72016/10/08 16:00

もう10月だというのに、ハノイは未だに日中は35度近く。もういい加減にしてくれ〜ってほど暑いです。夜もクーラなしでは眠れません。

そんな夏のハノイの道端でポピュラーな飲み物と言えば、サトウキビジュースです。写真のようにサトウキビ(写真ではバケツに入っている)を機械に入れて、絞り出して飲みます。実は私たち、まだこれを試してみたことはありません。火が通っている麺類等であれば、ストリートフードを食べまくっていますが、これはちょっと怖くて…。この機械とか、洗ったりしてなさそうだし。飲んだ人によれば、かなり甘いそうです。

このサトウキビをすごく長いまま、バイクの後ろに積んで運んでいる人たちをよく見ます。切ってから運ぶと味が落ちるんでしょうか?これも謎です。

ハノイの道端:その62016/10/08 15:43

おじさんたちが早朝サイクリングだとしたら、おばさんたちは何をしているんでしょう?その答えは、エアロビクスです。写真からはあまりエアロビに見えないかもしれませんが、毎朝、かなり大きなグループのおばさんがうちの近くの公園で、音楽を大音量にして「モッ・ハイ・バー(ベトナム語で1・2・3)」とやってます。こんなこと言うと失礼ですが、一応ヨガ教師の私としては、なんかあまりやる気なーい感じの体の動かし方で、あんまり運動になってないように見えてしまうのですが…。

他にも、私たちのようにウォーキングをしているおじさん・おばさんも結構います。こういうおばさんたちを見ていて、私からするとなぜ?って思うことがいくつかあります。一つは、これは昔から不思議だったのですが、どう見てもパジャマみたいな服を着ているおばさんが多いことです。20年前、私がハノイに住んでいた時は、普通に働いている人や道で歩いている人も、パジャマとしか思えない服を着ている人が多く、謎だなあ、と思っていました。さすがに今のハノイではこういう人は減りましたが、朝の運動には未だにパジャマの人、多いです。まあ、暑いからいいのか…。

そして、このパジャマというカジュアルな服装に似つかないですが、運動してるのに真珠のネックレスをしているおばさんを結構見かけます。汗だくになるのに、真珠?TPOをわきまえて、とかいう考え方はないんでしょうね、きっと。

そしてまたヨガの先生としてはかなり気になってしまうのが、ほとんど99%と言っていいほどのおばさんが、かなりすごいガニ股歩きであること…。これは一説によれば地べたにしゃがむことが多い暮らしが長かったからということですが、やっぱ日本人としては、女性が超ガニ股って…と思ってしまいます。ちなみに、若い女性でもガニ股歩きの人がすごく多いです。骨格によくない影響が出てしまうと思うんですけど。

それでもなんでも、朝っぱらから外に出て体を動かす人が多いのはよいこと!最近は、西湖の汚染のせいで、魚の大量死というのがあり、湖で泳いでいる人がめっきりいなくなりましたが、大気汚染にもめげず、今朝も多くのベトナム人に混じって、家族でウォーキングしてきました!

ハノイの道端:その52016/10/04 22:37

昨日から1泊2日でダナンに出張に行っていました。ダナンのことを書けたら、と思ったのですが、仕事以外はほぼ街を見る時間もなし。でも、家庭内暴力に対する医療・保健セクターの対応、というトピックで、ベトナム中・南部の保健関連者との実りある会議ができたのでよかったです。

ハノイの道端シリーズ再開のトピックは、自転車です。前述のように、私とピーターは毎日朝5時半から近くの湖の周りを歩いてるのですが、この時間、道はかなり混雑しています。それも車でなくて、サイクリングをしている人たちが大量にいるからなのです。時々遅めに行くと、こうやってサイクリングの後、くつろいでいるおじさんグループをよく見ます。皆、高級そうな自転車に、自転車乗り専用みたいなビシッとしたウェアを着ています。時にはお揃いのカラーでばしっとキメてる人たちを見ることも。

私は20年前の貧しかった頃のベトナムを知っているので、こういういかにも中産階級みたいな人々がサイクリングという趣味にお金をかけているのを見ると、なんだか未だにええっ!と思ってしまうのです。とにかく健康に気をつけているという意味では、よいことですけど。そして皆、グループで楽しそうなのもいいなあ、と思います。(続)

フエ旅行:その32016/10/02 23:14

フエ旅行最終日は、ホテルに車を手配してもらって、少し離れたところにある見所を巡りました。

まず初めはカイディン帝廟へ。カイディン帝は阮朝13代の皇帝の中で、後ろから2番目。この廟は1920年から31年までの間で作られたそうです。フエ郊外の長めのいい丘に立っていて、着くと階段を相当登らないといけません。でも中に入ると、磁器やガラスの欠片を使ってステンドグラスのように飾られた壁がとても綺麗でした。

次は、ミンマン帝廟へ。この皇帝は第2代ということで、カイディン帝廟よりもかなり昔、1840年頃につくられた廟です。ここは私はかなり気に入りました…。カイディン帝廟よりも観光客が少なく、広々とした敷地の中をゆっくりと回ることができました。この写真では伝わらないかもしれませんが、とっても雰囲気がある廟でした。

最後に、1610年に建てられたというティエンムー寺に行きました。ここには七層八角形の塔が立っていて、フエのシンボルになっています。奥の方に、ベトナム戦争中に政府に抗議して焼身自殺したこの寺の僧侶の乗っていた車が展示してあります。

この後、フエといえば有名な「ブン・ボー・フエ」という麺料理を食べに行きましたが、これはかなり期待はずれでした。本当は辛いはずなのですが、全然辛くなかった…。ホテルのお勧めで、観光客が行くような店に行ってしまったからでしょうか。フエの「ブン」(米の麺)はハノイと違って、ちょっと太目と聞いたのですが、私たちが食べたのは、ハノイと同じ感じでした。

帰りの便は夜8時過ぎだったので、空港に行く前にフエ料理食べ納め、ということで、1日目に行った「ハイン」にまた行ってしまいました。今回は、1回目で特に気に入った料理だけを注文。満足して、帰路につきました。短かったけれど、お天気にも恵まれ、充実した旅でした!(終)

フエ旅行:その22016/10/02 22:40

フエに行くことにして、飛行機もホテルも手配してから知ったのですが、フエはこの時期、雨季だったんですね。出発の数日前に、川のようになったフエ市内の道路をボートのように進むモーターバイクの写真を見て、どうしようかと思ったのですが、幸い、私たちがいる間、日中に雨が降ることはありませんでした。

土曜日は、のんびり朝食をしてから、王宮へ歩いて行きました。ここは阮朝(1802〜1945年)の王宮だったということで、写真のように流石な風格です。中に入ると、ベトナム戦争で破壊されたものを再建した建物がいろいろ見られました。ジュリにとってここでのハイライトは、池に沢山いた鯉へ餌をやったこと。これがものすごい数で、しかも皆丸々と太っていて、水面に出てきて大きな口をパクパクされると、なんかちょっと怖いような感じでした。

帰り道、軽くランチを食べて、午後はプールで泳いだりしてのんびり過ごしました。夕食の後は、サプライズで2日早い私のお誕生日祝いをしてもらいました〜。ドイツでは誕生日当日より早くお祝いするのは縁起が悪いらしいのですが、私はドイツ人じゃないし。しかし、ここまでくるとあまり1歳年取るというのが、ピンとこないです。あんま去年と変わらないというか。40代入ったばっかりの時は、かなりメタボリズムが変わったとか、感じることがあったんですけど。(続)