初めての人道援助2017/07/23 16:17

昨日の土曜日は、私にとっては初めての人道援助のための出張に行ってきました。5月下旬にあった洪水・土砂崩れの対応で、私たちのオフィスも妊産婦に対する支援等をやっているのですが、今回初めて、私も支援の現場を訪れる機会がありました。行ったのはスリランカ南部、マタラという町の近く。主に洪水の被害があった所で、避難所のようなものはもうなく、人々は皆もう自分の家に帰っていますが、それでもまだ不便な暮らしを強いられている人もいるということで、行ってきました。

朝6時半初でコロンボを出て、約3時間かかって現地に着くと、もう200人近くの人がお寺の講堂に集まっていました。ドクターやナースが2・3人いて、無料の診察をしています。私たちはここで、ディグニティー・キット(写真)と言われる、中にタオルや下着、石鹸や生理用品等が入ったバケツを配布しました。スリランカならではなのは、サリーを着る時に使う安全ピンが沢山入っていることでしょうか。

加えて、マタニティー・キットという、これは妊婦さんのためのキット(赤ちゃん用の服や、出産後に必要なものが入っている)も配り、妊婦さんと話をすることもできました。妊婦さんたちは皆、妊娠は計画したもので、お産は病院で、と言っていました。

今度は土砂崩れのあった地域でにも行ってみる予定です。

近況。2017/07/20 19:59

またまた超久々の更新となりました。洪水対応だなんだとバタバタしているうちに、私の夏休みの時期となり、ドイツへ行ってきました。ピーターとジュリは6月半ばに学校が終わってから、荷物を全部送り出し、同じくドイツに向かったので、ドイツで合流という訳です。私の3週間の夏休みはなんだかあっという間に終わってしまいました。その間、特に予定していなかったのですが、ピーターと話していて、やっぱり夏山に行きたいね、ということになり、突如思い立ってドイツ南部の山の中、オーストリアのザルツブルグに近いインツェルという町へ行ってきました。そこからいろいろな山に行ってきたのですが、やっぱり山に来ると魂の洗濯!という気がしました。

ドイツから戻ってきた翌々日からは、2泊3日のモルジブ出張。この週はちょうど世界人口記念日(7月11日)だったので、いろいろとイベントがあり忙しくて大変でした。イベントのことと私のスリランカ初論評が新聞にも載りました〜。

そしてやっと今週になって少し落ち着いてきた感じなのですが、この間、私たちの荷物が入ったコンテナがコロンボ港に着いたという知らせがあり、多分来週には家に荷物が運び込まれることになりそうです。そして30日日曜日にはピーターとジュリの到着。私が2月に着任してから、5ヶ月以上に及んでいる単身赴任生活がやっと終わります。やっぱり家族がいないと仕事ばかりになりがちで、しかも空っぽの家で不便な暮らしが続き、精神的に落ち込んできていたので、やっと普段の暮らしといえるものを確立し始めることができるのは本当に待ち遠しいです。

スリランカ洪水2017/06/03 18:01

日本でも報道されたと思いますが、今週はスリランカの洪水&土砂崩れ対応で大変な1週間でした。私の働いているUNFPAは人道支援や緊急支援ではあまり知られていませんが、こういう災害時でも妊産婦さんや女性の安全を守るという目的で、実はいろいろと活動しているのです。一番典型的なのは「ディグニティー・キット」とよばれる生理用ナプキンや下着などが入っているキットを配ることですが、その他にも、モバイル・クリニックを派遣して妊婦さんの健康維持を図ったり、一時避難所となったところで女性のプライバシーや安全が守られるようなスペースをつくることを提案したり、ということをやっています。2004年の津波の後、避難所でかなりの数のレイプがあったそうで、そういうことを避けるのも大切な活動の一部です。

しかし今回の洪水、実は私にとっては最初の人道支援経験なのです…。エチオピアにいた時も、国連は人道支援をやっていましたが、そっちの仕事はほぼ全然担当しなかったので。オフィスには経験のある人もいるので頼りにはなりますが、特に地域事務所の人たちとのやりとりで「こんなもんなのか?」と疑問なことが沢山ありました。正直なところ、60万人が影響を受けたといっても、他のすべての仕事をおいといて人道支援に集中するという状況ではないので(コロンボはいたって普通な感じだし)人道支援関連の仕事をやりつつも他のいつも通りの仕事もいつも通り続けないといけない、とうことで、仕事量が一気に増えました。特にNYとのやりとりでは夜に働かないといけないことが多く、若い時は大丈夫だったけど、老体には辛いです。

そんな訳で、これから数週間はまた異常な忙しさが続きそうですが、もうすぐ夏休みなので頑張ります。写真はうちのスタッフで土砂崩れの被害のあった所の近くに住んでいる人が撮ったものです。

モルジブ出張・おまけ2017/05/28 13:56

仕事がら相当いろんな国にこれまで行きましたが、行くたびに面白いなあと思うのは、各国の通貨です。モルジブのお金はとっても綺麗。首都マレにあるビルにかかっているこのパネル、いろいろな種類の紙幣が見られるので、気に入っていつも見ています。私はぜひマンタレイとウミガメのついている1000ルフィア札を手に入れたい!と思っているのですが、ローカルスタッフに聞くと誰もまだ見たことがないということです…。

ちなみにスリランカのお金もなかなか素敵なデザインで、すべての紙幣に鳥の絵がついてます。この国、野鳥でも有名なんです。ホーチミンおじさんの絵が全ての紙幣についていたベトナムとは対照的です。

モルジブ出張2017/05/25 21:09

先週から2度目のモルジブ出張に行っていました。今回は長めの1週間。外務大臣に挨拶に行ったり、人口推計に関するミーティングに出たりした後、メインのワークショップがあるバー諸島へ飛行機で行きました。

バー諸島(BarでなくてBaa)は首都マレから飛行機で30分ほど北に行ったところにあります。ここはマンタレイと一緒に泳げるというので有名なのですが、この時期モルジブは雨季。着いた日と去った日以外はほとんど雨で、残念ながらあんまりビーチを楽しめるという感じではなかったです。まあ仕事で来てるのでいいですけど、観光客はかわいそうでした。

それでも最終日、晴れて穏やかな海だったので、シュノーケリングへ行ってきました。朝7時から潜って、最後の方で遭遇したのがこのウミガメ!小さなカメでしたが超感動しました。ウミガメの泳ぎ方って、なんだか荘厳な感じがあり、大好きです。ダイビングガイドのお兄さんによれば、このカメは3歳ぐらいということです。これに味をしめて(?)お昼休みにも潜りました。この時はカメには会えませんでしたが、魚はいろいろな種類を沢山見られました。

シュノーケリングがあまりに楽しかったので、ジュリとピーターがコロンボに来たら、ぜひダイビングもまた再開したい!と思いました。もう10年以上やってないので、リフレッシャーコースを取らないといけないですが。

肝心のミーティングは、特に国連が今力を入れている新しい開発目標のSustainable Development Goalsに関する議論が面白かったです。いろいろな国からモルジブをカバーしている国連諸機関の所長が一同に会する貴重な機会でした。

シギリアへの旅その3:シギリアロック2017/05/13 18:35

そして2日目、ついにシギリアロックに登ってきました。朝7時半からのオープンに合わせて行き、約40分ぐらいでわりとすんなりと頂上へ。ほとんどが階段なので楽でした。上からの眺め(写真)はまさに王様の眺め!という感じ。ここももちろん世界遺産です。5世紀にシンハラ王朝のカッサパ1世という王様によって作られたそうです。今でこそ鉄で作られた階段がこの岩の周りにあって登りやすいですが、当時、岩をよじのぼって上に王宮をつくるというのは並大抵のことではなかったことと想像できます。

上からの眺めを堪能してから降りてくると、登ろうとしている人のものすごい列が!しかも全く動いているように見えません。こんな状況だったら、私だったら絶対諦めて帰るなあ、というぐらいのひどさでした。シギリアに行くなら朝1番!チケット売り場に「人が多すぎて、登らないことにしても払い戻ししません」と書いてあっただけのことはあります。

帰り道は、なんとインドのモディ首相がコロンボに到着した時間と重なってしまったため、高速道路が閉鎖されていて、しばらくものすごい渋滞に巻き込まれましたが、なんとか無事帰り着きました。2日間と短いながらも大満足の旅でした!

シギリアへの旅その2:ピドゥランガラ山2017/05/13 17:34

ダンブラの後、ホテルにチェックインして少しのんびりし、午後に出かけたのはあの有名なシギリヤ・ロックがよく見えるというピドゥランガラ山。最後の100メートルぐらいは両腕両足を使ってよじ登るという感じでしたが、さすがの絶景!写真は今回の女子5人グループと。私以外は、国連諸機関で働いているルーマニア人・ドイツ人・イタリア人と日本大使館で働いている日本人。

上に登ってから雨が降ってきて、夕日は見られませんでしたが、素敵な景色でした〜。(続)

シギリアへの旅その1:ダンブラ石窟寺院2017/05/13 17:30

今週10・11日はヴェサックとよばれる仏教の祝日で、国連も2日間お休みでした。ヴェサック、仏教国なのに日本では祝われてないような気がしますが…。

このお休みを利用しない手はない!ということで、女子5人であの有名なシギリヤへ行ってきました。渋滞を避けるため、朝4時半出発の強行軍。嵐のような土砂降りの中、コロンボを出発しました。1日目、ホテルに着く前に寄ったのがダンブラという洞窟にあるお寺。5つある大小の洞窟の中に仏像が全部で150体あります。この日はポヤデー(満月の日)ということで、沢山の人がお参りに来ていました。ここは世界遺産で、紀元前1世紀にスリランカのシンハラ王、ワラガムバーフによって造られたものだそうです。写真は一番古いという涅槃像です。(続)

ハノイ再訪2017/05/07 19:01

今月のメーデーのお休み、ハノイではジュリの学校が2日も休みだったのもあり、私は5泊6日でハノイに戻ってきました。

2月にハノイを去った時は全く戻るつもりはなく、だからこそいろんなことを「これで最後だ!」と思ってしてきました。(主に食べたいものを食べ納めたということですが…。)なので、今回予定外にまたハノイでの日常を楽しむことができて、なんだかすごく特別な気分になれて嬉しかったです。例えば写真の私たちがよく行くベトナム麺のフォー屋さん。実は、私がいない間にジュリがフォーを好きになり、このお店に3人で行くのはこれが初めてだったのです。その他にも、お気に入りのもう一つ別の近所のベトナム麺屋さんとフレンチ・レストランにはそれぞれ2回づつ行きました〜。家族で映画も観に行けたし。欲を言えば、もう一度オペラハウスでのコンサートに行きたかったですけど、都合よくコンサートやってなかったので行けませんでした。

そしてとにかくコロンボの猛暑に苦しんでいた身には、エアコンをつけなくても過ごせるハノイはすごく快適に感じられ、とにかくよく寝ました。毎日昼寝してた感じ。エアコンをつけて寝てるとやっぱり熟睡できていなかったのか、疲れがたまっていたんでしょう。

今回はとにかくのんびりしたかったので、友達にもほとんど帰ってきていることを知らせなかったのですが、狭いハノイ、やっぱり偶然にいろんな人に会ってしまいました。まあそれはそれでよかったですけど。昔の部下で、私が去ってから私がハノイに帰っていたことを知った人からは、なんで知らせてくれなかったの〜!と恨まれてしまいましたが…。

戻ってきて、今度家族に会えるまで6週間強。これがなんかすごく長く感じられます。2月にハノイを去ってから4月初めにピーターとジュリがコロンボに遊びに来るまでの6週間は、忙しすぎたためか、結構短く感じたんですけど。長いトランジションですが、頑張ります。

スリランカのお正月2017/05/07 16:49

またあっという間に日々が過ぎ去り、もう5月になってしまいましたが、4月にはスリランカの新年がありました。私は今年はベトナムの新年も1月末に祝ったので、これで3度目の「新年」になります。

スリランカもベトナムも陰暦を使っているのですが、陰暦にもいろいろあるみたいで、スリランカのお正月は4月上旬のことが多いようです。今年は4月14日でした。私にとっては初めてのスリランカのお正月だから、というので皆で持ち寄りのパーティーがあり、写真のようなすごいご馳走がミーティングルームのテーブルに並びました。どれもお正月ならではの料理なのですが、甘いものや揚げ物が多いです。こんなの大量に食べたらすごい太りそう…。でもスリランカならではのスパイスが効いているものも多くて、美味しかったです。シンハラ人とタミル人では少しづつお料理も違うようで、それも面白かったです。(うちのスタッフには両方います。)

当日は皆、スリランカ伝統衣装を着てくるように!ということで、私も2度目のサリーを着る機会がありました。今年もよい1年になりますように!