ヨーロッパの夏の花:その52016/07/21 22:11

これもドイツの農家から散策した森で撮りました。一番ぐらいよく見た花で、多分木苺・くさいちごの一種だと思うのですが、確認できませんでした。普通くさいちご系の花は白いみたいなのですが、これは薄いピンク。棘のある蔓のような枝を持っています。

ヨーロッパの夏の花:その62016/07/21 22:21

ここからは、前述のスイスでハイキングをしていた時に撮った花。これはアレキア・ミレフォリウム、又はセイヨウノコギリソウという花だと思われます。これはドイツの森の中を歩いていた時にも見ました。

止血などの薬効のある草だそうで、花や草をハーブティーとして飲んだりもできるそうです。根から出る分泌液は、そばに生えている植物の病気を治し害虫から守る力もあるとか。すごいです。

写真は純白の花ですが、ピンクのものも見ました。小さい花がびっしりと集まってるのが可愛いです。日本でも北海道と本州の一部で見られるそうです。

ヨーロッパの夏の花:その72016/07/21 23:36

こちらもスイスの山で撮った、ヤナギランです。北アメリカでは山火事の跡に生えるので「ファイアー・ウィード」とも言われているそうです。日本でも霧ヶ峰、蓼科山、野沢温泉等の高地で見られるそうですが、場所によっては絶滅種の指定を受けています。鮮やかな紫が一際目を引きました。

ヨーロッパの夏の花:その82016/07/21 23:54

これもスイスの山で撮りました。調べてみて一番近いのは、日本原産の岩沙参だと思ったのですが、いづれにせよツリガネソウ又ツリガネニンジンの仲間と思われます。