新居。2014/03/04 21:23

タイへの出張から帰って数日後、私達は今まで住んでいたアパートメント・ホテルからお家へ引っ越ししました。このアパートメント・ホテルはものすごく快適だったので、家に引っ越すといろいろ大変だろうなあ、と思ったのですが、今のところかなり快適です。初日はタオルやコップなど、買いそろえないといけないものがありましたが、うちの大家さんはものすごくいい人で、鍋釜類やベッド(布団や枕も含む)は揃えてくれました。洗濯物干しとアイロンもあったらいいなあ、と言ったら翌日には持ってきてくれましたし…。感動。何かというと住人からお金をむしり取ろうとするアディスの大家たちとは大違いです。

一晩寝てまた感動したのが、この家、思いがけず静か!かなり車の多い通りから近い所のはずなのですが、ちょっと奥まっただけで、かなり騒音レベルが低いみたいです。アディスでは時には一晩中がなり続ける教会からの騒音にノイローゼになりそうな日々だったので、これだけでも本当に嬉しいです。ちょっとだけ気になるのは鶏の鳴き声ぐらいかな…。ちなみに、家のエリアは外国人が多いので有名で、レストランも沢山あります。そして最近オープンした日本の銭湯まであることを発見!特に日本人が多いエリアみたいなのですが、ここまでくるとすごい!

これで荷物が届いたら、だいぶ我が家という感じになるんだろうなあと思います。なんとか船が遅れませんように…。

オフィスのリトリート2014/03/21 19:37

今週は、オフィスのリトリートのため、二泊三日でニンビン州のリゾートへ行っていました。前にも書いたような気がしますが、リトリートって日本の会社にはあまりないみたいですね。社員の慰安旅行と今後の戦略を立てるための合宿を合わせたようなものでしょうか。

このリトリートにはお国柄が出るなあ、としみじみと思いました。エチオピアの時は、かなり真面目なセッションばかりで、しかもリトリートの目的がはっきりせず、一部の人だけがしゃべっているばかりで、正直時間の無駄と思ってしまったのですが(これはもちろんデザインの問題もありますが)、ここベトナムのリトリートは違いました。皆想像力豊かで、チームの発表に即興の劇を取り入れたり、皆リラックスしていてよく発言するし、とにかく真面目なセッションも含めて、最大限楽しもうという意気込みがすごい。改めてアフリカのヒエラルキーのすごい文化から逃れてきた開放感を感じました。(もちろん、ベトナムにも年功序列的な文化はありますが、エチオピアのとは全然質が違います。)

そしてびっくりしたのは、女性職員たちがここぞとばかりにおしゃれしていたこと。私はリトリートなんて合宿みたいなものだから、ジーンズにTシャツみたいなものしか持ってきていなかったのですが、皆普段以上にドレスアップしているのです。「私、全然ドレスアップしてなくて、場違いに感じるなあ」と女性職員のうちの一人に言ったら、「普段はおしゃれしていても誰も気がついてくれないけど、こういう所だと皆もっと見てくれるでしょ。だからドレスアップするの」と。誰のためにおしゃれしてるのか?と思ってしまうのですが、彼女達は特に誰のためという訳でもないようで、グループでこれでもかというぐらい記念写真をとりまくっていました。私は昔からグループでの記念写真とか全然欲しいと思わないのですが、リトリートの3日間でずいぶん沢山の写真におさまった気がします。

泊まっていたリゾートはハノイから車で2時間半ぐらいなのですが、私はすごーく気に入りました。敷地はゴルフ用のような電気自動車で移動しないといけないぐらい広く、緑が沢山。スパのマッサージはかなり高レベルだったし、温水プールもあります。そして、お食事がすごーく美味しかった!特に豪勢な鍋料理は絶品でした。ぜひ今度は家族と一緒に行きたいと思います。写真は、今日皆で行ったチャン・アンという場所でのボートツアーで撮ったものです。ボートに乗って、沢山の洞窟を通り抜けながら約15キロ。小雨の降る寒い日でしたが、絶景でした。

明後日からは今度はまたバンコク出張。2月半ばからの6週間に4つの出張が入っていたのですが、このバンコク出張が最後の4つ目。これが終わればしばらくは出張なし、だと思うのですが…。さすがに疲れました。