家具到着。 ― 2014/04/04 20:37
半分キャンプ状態で暮らしてきた我が家に、昨日やっとエチオピアから送ったコンテナの荷物が届きました。アディスで荷物の運び出しをしてから２ヶ月ちょっとかかりました。ここにも書いたと思うのですが、アディスを出るのは本当に異常なほど大変で、このコンテナもせっかく私達の出発前に荷物を積み込めたのに、エチオピアの税関事務所が汚職の容疑で２週間以上閉鎖されてしまったため、アディスに２週間足止め状態でした。そこから、ジブチの港へ出て（エチオピアには港がないので）ソマリア沖の海賊の危険にさらされながら（？）とりあえずシンガポールに到着。そこでどうやら１週間ほど停留してから、ハイフォンというハノイに近い港に到着したのが先月末。税関手続きを終え、ハノイにはコンテナを積むような大きなトラックの侵入は禁止されているので、引っ越し会社の倉庫で小さなトラックに詰め替えてから、家までやってきた、という訳です。当然のように、ベトナム側の引っ越し会社はものすごくプロフェッショナルで、何の問題もありませんでした。エチオピアとは雲泥の差！
考えてみると、これだけのものがはるばると海を越えてここまでやってきたというのは、なんだか感無量。これが届く前は「コンテナ一杯の荷物なんて必要なのか？これまでなんとか２ヶ月スーツケースで持ってきた物だけで暮らしてきたのに」と思ってしまったのですが、やっぱり使い慣れた物が手元に戻ってくるというのはいいものです。でも、これを機会に、こんどこそ、荷解きをしつつもっと物を減らすべく、整理整頓しようと思っています！アディスにいる時は、とにかく物不足だったので、何でもかんでも捨てずにとっておく癖がついてしまったのですが、ハノイでは何でも手に入るので、使わないものは捨てる！最近、風水の本を読み出して、風水の基本は物を捨てること、と学び、ちょっと気合いを入れて物を減らそうと思っています。今日は早速、アディスで捨てずにとっておいた化粧品等の空容器を全部捨てました！
少しづつ片付けて、来月頭ぐらいには、ホーム・パーティーとか出きるようになるといいのですけど。疲れすぎないように、頑張ります。
ハノイ暮らし。 ― 2014/04/25 21:57
ハノイに来てから早いもので、もうすぐ３ヶ月が経とうとしています。まだ家の中には段ボール箱が沢山ありますが、だいぶ暮らしには慣れてきました。エチオピアでの生活がなんだか遠い昔の（悪夢の）ようです。
私は最近は基本的にはスクーター通勤をしています（写真）。最初はかなり怖かったのです。というのも、私は昔バイクに乗っていた時は、フルフィエイスのヘルメットに革ジャンに革手袋、足下はブーツという感じだったのに、ハノイでは皆まるで自転車に乗るような感じでバイクに乗ってるのです。ヘルメットも自転車用みたいなちゃちなものだし、体も全然守られてない。女性はワンピースやスカートにハイヒールでバイクに乗ってます。（私はまだスカートで乗る勇気がないですが…。）そして運転もかなり怖いです。車より断然バイクの方が多いので、その分ルールもいい加減になっているような気がします。
バイク通勤で困るのは雨ですが、こちらではバイクごとすっぽりかぶるタイプのレインコートを着て皆雨の中もバイクに乗っています。これも私はまだまねする気になれず、雨の時はタクシーで通勤してます。
国連人口基金の副所長としての仕事はとても忙しく、目が回りそうではありますが、楽しんでいます。これまでの仕事との一番の違いは、自分のスケジュールが自分のものでなくなってしまったこと！スタッフが次々にいろいろな会議を私のスケジュールに入れるので、それぞれの会議の準備に追われる、ということが多いです。でも、エチオピアの時と比べて、事務所の規模が半分以下なので（エチオピアでは100人以上の事務所でした）アットホームな感じがあり、やりやすいです。女性が断然多い職場だというのもあるのかもしれません。
家では、湿度がものすごく高いので、カビ対策に追われています。洋服にも、家具にも、食べ物にも、ふと気がつくとどんどんカビが生えてます。除湿器をオフィスからもらったのですが、とてもじゃないですが除湿器でなんとかなるレベルの湿度ではない感じです。いくら閉め切って除湿器をかけても、やっぱり時には空気の入れ替えをしないと気持ち悪いですし…。これも物を減らすインセンティブと思ったらいいのかもしれません。
２週間ほど前の週末には、世界遺産として有名なハロン湾に行きました。その様子はピーターのブログで見て下さい。来週は祝日とジュリの学校の春休みを利用して、中部のホイアンという町＆ビーチに行く予定です。楽しみです！
盛りだくさんの日曜日。 ― 2014/04/27 21:42
今日は忙しい日曜日でした！
まず私が通っているヨガスタジオで蚤の市があると３週間ぐらい前に聞いていたので、それに参加するべく早起きして準備。エチオピアを出る時にだいぶ荷物の整理をしたのですが、それでもジュリの古い服等、整理しきれなかった物が大量にあったので、これを機会に売り払おうという訳です。さて、そろそろ行こうか、と思っていたら、なんとものすごい雷雨が始まりました。最初は何度かにわけて歩いて持って行こうと思っていたのですが（ヨガスタジオは徒歩３分ぐらいの場所にあります）仕方がないのでタクシーを呼んで、荷物を詰め込んで行きました。
なんとかセットアップを済ませて10時の開始時刻に望みましたが、ほとんどお客が来ない！最初はこんなものかなあ、と思いつつも、全く売れなかったらどうすべえ、とも。しかし、11時を過ぎたらかなりの数の人が来て、一人では計算するのに追いつかないぐらいに！ジュリの服がかなり売れたし、私がもう着なくなった服、買ったけど着てなかった服なども結構売れました。しかし、１品１ドルとか２ドルの値段なのに、値切ろうとする人がいるのにはびっくり。ベトナム人ですけどね…。（となりで売っていた人たちは、韓国人もすごい値切ってきた！と言っていました。）
家に帰ったのが２時過ぎで、ちょっと休憩してから、前にも行った日本人美容室へ髪をきりに行ってきました。これから暑くなりそうだし、もうちょっとだけ短く、軽くしてもらいました。ついでにトリートメントもしてもらいました。ベトナムの水には金属イオンが含まれているために、髪質が変わってしまうことがあるそうで、このトリートメントは効くらしいです。確かにかなりサラサラになった気がします。（金属イオン入りの水で髪を洗っていると、べたっとした感じになるそうで、きっとアディスの水もそうだったのではないかと思うのですが…。）
家に帰って、ピーターとジュリが夕食を食べていたのにジョイン。２人はとても嬉しそうにしています。どうしたのかと聞くと、前から気になっていたイタリアのジェラート屋さん（うちのすぐ近くで、”Coming Soon!!”とドアに書いてあるのをだいぶ前から見かけていたのです）が今日オープンだと発見したとのこと！私が髪を切りに行っている間に、２人で散歩をしていて、知ったそうです。
夕食の後、早速行ってみたら、ものすごい人！オープンの日は無料でジェラートを提供してたので、無理もありません。最初は明らかに酔っていると思われるベトナム人男性が、大声で騒いだりしていて、壮絶とした雰囲気でしたが、しばらくするとだいぶ落ち着きました。ジュリの満足そうな顔（写真）見て下さい！彼はなんとイチゴ味を合計６個も食べました。私とピーターもいろいろな味を試してみましたが、皆美味しかった！トリノのジェラートと比べても全然悪くないと思いました。ちなみに、お値段は１つ２ドル弱に設定するということで、なかなかリーズナブルだと思います。これから暑くなるのもよく考えていて、１階と地下に座ってゆっくりアイスを食べられるスペースがあります。通ってしまいそうー。
という訳で、充実した１日でした！
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