最近のジュリウス:骨折2013/05/25 07:15

まただいぶ長いことブログを更新できませんでした…。というのも、大変なことが起こったからで。5月1日、ジュリウスが学校で遊具から落ちて、腕の骨を折ってしまったのです。正確に言うと、肘の近くと手首の近く、2カ所にひびが入り、もう1カ所肘の近くの骨がずれてしまいました。

もう思い出したくもないですが、最初の数日はまさに悪夢のようでした…。日本のように信頼できる病院があれば、ストレスレベルもそれほどでなかったと思いますが、そういう訳ではないので、ベストの病院と先生を探すだけで一苦労。そして外国人しか行かないような値段も高くてちゃんとした病院というのはアディスにはないので(スウェーデンのやっているクリニックは外国人しか行きませんが、クリニックなので、できることは限られている…)ベストと思われる病院でも、いろんなことが恐ろしくずさんなので、これもまたストレス。例えばX線写真を撮る前にいちいちお金を払わないといけないのですが、それだけのために1時間ぐらい並ぶのです。それも「列に並ぶ」ということを知らないローカルの人に交じって、常に押し合いへし合いされる中、何度も列を抜かされそうになりながら並ぶので、それだけでげっそり疲れました。「次は私の番ですから!」と何度も周りの人を牽制しないと、皆列を抜かそうとするので…。一度、肘と手首と両方のX線写真を撮るはずだったのに、手違いで肘しか撮られず、もう一度手首のX線写真を撮るために、列に並んでお金を払って下さい、と言われた時は、泣きそうになりながら「すみません、またもう1度1時間列に並ぶ気力はありませんので、また後日来ます」と言わざるを得ませんでした…。

そして何よりも、痛みで夜中に泣き叫ぶジュリウスに痛み止めを飲ませるぐらいしかできなくて、これが辛かった…。一時は前に痛み止めを飲ませてから2時間ぐらいでまた泣き始め、こんなにすぐまたあげてはいけない、と思いながらも、他にどうしようもないから、いいやっ!と思い切って飲ませてしまった日もありました。痛み止め以外で痛みを和らげる方法はないか、と考えて、足湯を思いつき、足湯を毎日してあげたら、それはかなり気に入ったみたいでした。1週間ぐらいしてやっとジュリが少し落ち着いたかな、という時点で、今までの疲れがどっと出たのか、今度は私が風邪でダウン。熱が出るというところまではいかなかったのですが、とにかくしんどくて、ここで休まなかったら治すのに1ヶ月ぐらいかかりそうだ、と思って、咳が出はじめた時点で2日仕事を休みました。普段は熱でも出ないと、風邪ぐらいでは仕事休まないのですけど…。でもこれがよかったのか、その後わりとすっと風邪から脱却できました。

そうそう、この大変な状況、ちょうどピーターが病気療養のためにエチオピアにいなかった時に起こったので、仕事とジュリの世話とを1人でやらないといけなかったのです。トリノでピーターが入院した時も相当大変でしたが、今回も3週間で1年分ぐらい老けた気がします…。

そして今日、怪我から3週間以上がたち、やっとギプスを取れる!と思っていたら、まだあと2週間ぐらいはギプスをしたままの方がいいだろう、ということになり…。ジュリはまた新しいギプスをつけてもらって帰ってきました。今日はピーターにジュリを病院に連れて行ってもらえたので、本当によかった…。私は夜中に痛みで泣き叫ばれて緊急に駆けつけたのも含めて、5回行きましたからね。あとはピーターに任せます…。

そんなこんなでえらい大変な5月でしたが、残りの1週間ぐらいはのんびり過ごしたいと思っています…。写真は5月1日、初めのギプスをつけてもらった後に撮りました。

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