在外投票に行ってきました。2016/07/01 21:14

とっても恥ずかしい話なのですが、私は過去15年以上、選挙で投票したことがありません…。というのも、3・4年ごとに海外で引っ越す暮らしで、住民票は東京に置いたままになっていたのです。でも、去年の安保法案の議論のあたりから、これは私の1票を無駄にしてはいけないんじゃないか、と強く思うようになり、前回帰国の際に住民票を抜き、在外投票ができるように手続きしました。という訳で、今回の参院選、私にとっては在外投票デビューということになります。

長い間選挙をしていなくて、しかも日本の政治をきちんとフォローしていなかった身としては、誰に、どの党に入れるかは悩みどころ…。ウェッブサイトでいろいろと調べて、自分の意見と合う人・党を見つけ、今日ハノイの大使館で投票してきました。(私は反原発・反憲法9条改正で、ぜひ女性議員を増やしたいので、自ずとどこらへんに入れるかはわかってしまうと思いますが…。)どんな感じなんだろう、混んでるのかな?と思いきや、会場には私以外にもう1人、70代ぐらいと思われる男性しかいませんでした。でも日本らしく、3人も人がいて、いろいろと細かく説明してくれました。投票箱というのはなくて、投票用紙の入った小さな封筒をさらに大きな封筒へ入れて、封をして、それに立会人という人が署名して、終わりでした。封筒は、私が最後に住民票を持っていた東京都調布市の選挙管理委員会宛、だったと思います。

次は都知事選!と張り切っていたところ、今日の投票場にいらした大使館の方に、在外投票は国政選挙のみで、地方選挙はできないんです、と考えてみたら当たり前のことを言われました。もう住民ではないので、投票権なし、ということです。思わず、「ああ、そうですよね、全国の地方選挙まで世界中の大使館や領事館で受け付けていたら、仕事が増えすぎますよね」と言ったら、3人の方はなんだかめちゃめちゃうけていました。でも〜、あの舛添さんの後任選び、ぜひ一票入れたかったな〜。

しかし、やってみれば海外での投票、思ったよりも全然大変ではありません。在外選挙認証を得るには2ヶ月ぐらいかかりましたが、別にすんなりと取れたし。ぜひ、他の海外在住の日本人の方にも沢山投票して欲しいものです。

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