夏休みパート1その3:ラ・スカラで2009/07/20 21:46

ラ・スカラに着いた翌日、早速ビーチへと繰り出しました。いくつかあるビーチの中でも、一番長い海岸線があるRiellsというビーチへ。カリブ海なんかと比べてしまうと全然海はきれいじゃないですが、遠浅だったので、ジュリが遊ぶにはよいビーチでした。朝早いうちはかなり空いていたのですが、しばらくするとかなり人が多くなってきました。ここはトップレスの女性もかなりいたのですが、正直なところ見ていたいと思えないような胸の人しかトップレスにはなっていませんでした…。まあ、見られるとか何とかいうより、本人が開放感を持てるというのが大事なのかな、と思いますけど。ジュリはビーチで遊ぶのが大好きなので、よく疲れないなーと親があきれるほど、熱中して遊んでいました。

この日は、またピーターがステーキの夕食をつくった、のだったと思います。(記憶があいまい…。)

その翌日は、あいにく天気が悪かったので、とりあえずビーチの用意をして、ラ・スカラの旧市街へ行ってみることにしました。小さな町で、観光地っぽくなりすぎていないところがよかったです。2つのミニ・ビーチも通りました。その後、今度は少し離れた所にあるMontgoというビーチに行ってみることにしました。このビーチの周りには沢山キャンプ場があって、ビーチに着ていたのもドイツ人やフランス人の家族連れが多いような感じがしました。このビーチの方がやや小さめで、静かな雰囲気があり、私たちは気に入りました。ちょうど晴れてきたので、ここでしばらくのんびりすることに。ジュリはまた砂と水で遊びまくっていました。

ランチはこのビーチの側のレストランで、私はサーディン(イワシ)のグリル、ピーターはイカリングのフライを注文しましたが、どちらもとってもおいしかったです。イワシなんて、日本では缶詰でしか食べないような気がしますが、新鮮なのをグリルしたのはとてもおいしかったです。ちなみにラ・スカラはサーディンとアンチョビで有名だとか。

ビーチを午後早めに切り上げ、ホテルのプールでまたしばらくジュリを遊ばせてのんびり過ごしてから、夕食は「El Roser 2」という、多分ラ・スカラではトップクラスと思われるレストランへ行きました。後から知ったのですが、スペインの王様がバルセロナ・オリンピックの時にここで食事したとか。お試しメニューがとてもおいしそうだったので、私もピーターもそのコースに。イチゴの味がするガスパッチョ(冷たい野菜のスープ)に始まって3種類の前菜。どれもおいしかったです。ここでイタリアだとプリミ(リゾットかパスタ)が出るのですが、スペインではプリミはなしで、2種類のメイン。最初はアンコウとエビ等のシーフードのお料理で、次は黒トリュフの削ったのがかかったステーキ。この黒トリュフは、黒トリュフとは思えないほど香り高かったです。(普通は白トリュフの方が香りはいい、と思います。)最後はデザートが2種類とクッキー&チョコレートの盛り合わせ。相当お腹一杯になりました。

レストランを出る時に気が付いたのですが、受付のあたりにいろいろ雑誌がおいてあり、いくつかの雑誌にはこのレストランのシェフとソムリエの写真がでかでかとのっていました。2人ともこの業界では有名なのかもしれません。

おいしい料理とカヴァを頂き、ジュリもいい子にしてくれたので、大満足な夕食でした。(続)