のんびりの週末。2012/10/14 17:35

また久々のブログになってしまいましたが、週末の様子をご報告。まず、土曜日の朝には、アディスで2度目、美容院に行ってきました。前回行った時のことは、このブログに書きましたが、あまりよい経験ではありませんでした。今回は、アディスでは比較的新しくできた、値段ではシェラトンと同レベルというホテル「ラディソン・ブルー」の中のサロンに行ってきました。これが、なかなかよかったです!途中、停電があってブローができなくなったりはしましたが、美容師さんは丁寧に切ってくれて、まあまあ満足。しかも、高級ホテル内にも関わらず、シャンプー・カット・ブローでお値段はなんと650円…。申し訳ないぐらいです。

このサロンで、いつも仲良くして頂いているアディスのWHO事務所で働いているA子さんと会って、ジュリの学校であった「フォール・ハーベスト」というイベントに行ってきました。これは、去年あったハロウィーン・パーティーに「ハロウィーンはアメリカの行事だから、インターナショナル・スクールでお祝いするべきでない」とけちをつけた人がいたから、というので、ハロウィーンに関係ないフェスティバルということだったのですが、去年のハロウィーン ・パーティーに比べると全然大したことなかったです。ジュリは綿飴(写真)を食べてご満悦でしたが。ちなみに、このイベントが決まってから、今度は「ハロウィーンをやらないなんて!」という親からの文句があったとかで、結局11月初めにハロウィーン・パーティーもやることになったんですけどね。よくわからん…。

この後皆で家へ帰り、A子さんとお茶とお菓子でまったりしてから、夕食は近くのコリアンへ。A子さんにはお泊まりに来て頂いたので、夕食の後もワインを飲みながらおしゃべり。A子さんが、突然、宮崎駿の映画が見たい!と言い出すので、ジュリも一緒に「ポニョ」を見たりもして、楽しい一晩でした。

今朝は、A子さんが持って来てくれた海藻サラダをはじめ、チャーハン、サラダ等でブランチをして、これまた幸せでした…。なんか日本人女の子友達といると、本当に和めます。ジュリもA子さんを気に入ったみたいで、「もっと長くいて欲しい…」とつぶやいていました。とにかくも、のんびりできたいい週末でした!アディスのほれぼれするような快晴のおかげで、気分もよかったです。

アディスの交通事情2012/10/20 21:57

毎日車で通勤していて、運転手さんを雇っているので、自分で運転することは少ないものの、アディスの交通事情はここで暮らすことを難しくしていることの1つだと常々思っていました。なので、何が怖いのか、書いてみようと思いました。

まず、運転していて一番怖いのは歩行者です。ここでは交通ルールについての教育というのは皆無のようで、歩行者は右も左も見ず、突然、横断歩道でも何でもないところで道路に飛び出してきます。人が渡るのを遮断するために、道路の脇や真ん中に高い柵や塀がある所なんかでも、平気でその柵や塀を乗り越えて渡ってきます。これは相当怖いです。「右見て、左見て、もう一度右見てから渡る」と日本では教えられた気がしますが、こういうことって、やっぱり誰にも教えられないと自分で身に付かないものなんだ、と改めて思わされます。

次に怖いのは、当然のようですが、運転している人々も交通ルールを知らないこと。エチオピアでは運転免許を買える、と聞いたこともありますが、本当に皆ルールを知らないです。特に怖いのがラウンド・アバウト。日本にはあまりないラウンド・アバウトですが、アディスには沢山あります。ラウンド・アバウトの中に入っている車が優先(外にいる車は、十分な隙間ができるまで待つ)というのがルールなのですが、ここでは外にいる車が平気でグングンとラウンド・アバウトの中にせり出して来るのです。これは自分が運転している時はかなりむかつきます。私はいつもクラクションを思いっきり鳴らしてこういう無知な車を威嚇しつつ、思いっきり迷惑そうに睨みつけていますが、彼らはきっとルールを知らないから、何とも思っていないんでしょう…。それから、右側から抜かす車が多いのも最初はかなり怖かったです。でも、これも遅い車がちゃんと右車線に移動してくれないので、仕方ないんですね。最近は私も平気で右側から抜かしていますけど…。

他の車の中でも、一番気をつけないといけないのが、ミニバスです。アディスでは、ミニバスが地元の人の公共交通手段として沢山走っていますが、彼らの運転は本当に怖いです。どこでも突然止まるし、停まっているところから突然無理矢理道路にせりだしてきます。このミニバスの停留所みたいになっている道路では相当気をつけて運転しないといけません。(バス・ターミナルみたいなのをつくるべきだと思うのですが、あちこちの道路上に大量にミニバスがいる地区というのがあります。当然こういう地区はすごい交通渋滞。)

さらに怖いのが、信号がほとんどない又はあっても見えないこと。片側6車線あるメスカル・スクエアというアディスで1番大きな広場にある信号なんて、どう考えても遠くからは見えません。なので、車があらゆる方向から一度に広場をつっきってきます。これも最初は相当怖かったですが、だいぶ慣れました。このメスカル・スクエアを横断する時には、道路に突然あいている大きな穴にも気をつけないといけません…。

これらに加えて、今、アディスでは電車の線路をひく工事というのが行われていて(中国資本です)そのおかげでいくつかメインの道路が閉鎖されているらしく、交通渋滞が以前にもましてひどくなりました。私の家から職場までは、渋滞がなければ車で15分弱ぐらいの距離なのですが、毎日だいたい30分はかかります。都市計画がちゃんとされていないと、こうなっちゃうのね…というよい例かもしれません。アディスには建設中のビルが沢山ありますが、どこも駐車場をつくる、という計画がないみたいなのがびっくりです。これだとこれらのビルの建設が終わると、ビルに来る人は当然道路に駐車することになり、さらに交通渋滞がひどくなると思うんですけど…。だれもそこまでは考えないみたいです。

こんなアディスの交通事情、10年後ぐらいにはがらっと変わっているんでしょうか…。

最近のジュリウス2012/10/23 20:07

先週の金曜日には、ジュリのクラスで生徒の書く力をお祝いする会というのがあったので、行ってきました。去年、2年生のクラスで同じような会があった時は、なんだか目的もよくわからないまま、なんとなく集まっただけで終わってしまったのですが、今回はもっとよくオーガナイズされていました。クラスに入ると4つのグループに別れて生徒が座っていて、親は自分の子供のいるグループにまじって座れるようになっていました。ジュリはジュリ以外は女の子ばかりのグループ。一人ずつ、自分の書いたお話を読んでゆき、それに親も含めて他の人は褒め言葉をかける、というプロセス。単に感想ではなく、褒め言葉というのがいいですよね。ジュリのお話は私たち家族の先月の引っ越しについてだったのですが、前の家には何もなかったという設定になっていて…。今の家には前の家からすべて持って来たので、多分、引っ越しの過程で家がだんだん空っぽになっていったことを言っているのかなあ、と思うのですが、不思議でした。女の子たちの中には、ジュリの何倍もの長さのお話を書いている子もいて、だいぶ書く力のレベルが違うんだなあ、と思わされました。

この朗読が終わると、親たちが持って来たおやつを食べながら歓談。私はザンビアからエチオピアに来たというケニア人の家族とだいぶ話しましたが、またザンビアはここよりずーっと住みやすかった(主に南アフリカの大企業が入っているため)という話を聞き、やっぱりアディス暮らしはかなりしんどいよなあ、と改めて思ってしまいました。

そして今日、ジュリは5本目の乳歯を自分で抜きました!上の歯が抜けたのはこれが初めてでした。かなり前からぐらぐらしていたのですが、やっと抜けて嬉しそうです。どんどん、成長していきますね…。写真はジュリが学校で自分の書いたお話を読んでいるところです。

最近のジュリウス:乗馬2012/10/26 14:17

ジュリウスが夏にオーストリアで本格的に始めた乗馬。アディスに戻ってからも続けたかったのですが、戻ってから1ヶ月半は雨期だったので、できませんでした。今週は学校がお休みなので、ピーターが思い立って、乗馬のクラスを再開。幸い、家から車で5分ぐらいのところに乗馬スクールがあるのです。

オーストリアでは必ず先生が持ったひもに繋がった状態で乗っていたのですが、昨日からは、ジュリは途中から先生のひもなしで、つまり自分で馬をコントロールする感じで乗っていました。すごい!乗っている時もかなりリラックスした感じです。オーストリアでは1レッスンは30分だったのですが、ここでは1時間。それでも、いやがらずに乗っているのですけど、やっぱり1時間乗った後は相当疲れるみたい。ちなみにお値段は、オーストリアでは30分で12.5ユーロ(だったと思う)のところが、ここでは1時間で約7ユーロ。安い…。

この乗馬スクールは実はインターナショナル・スクールに通っている子供たちの間ではかなり人気で、学校が2時に終わる水曜日には、かなりの数の子供が来ていて、予約なしで来ても乗れないぐらいだそうです。今日もジュリのクラスが終わる頃には5・6人の子供が来ていましたが、皆初心者ではないな、という感じで、自分用のヘルメットやベストやブーツで、慣れた様子で乗っていました。ジュリにも今度ヘルメットぐらいは買ってあげようかなあ、と思っていますが…。

ジュリはサッカーやテニス等、他の子供たちがやっているスポーツをやりたがらないので、乗馬はぜひ続けて欲しい!と思っています。