シギリアへの旅その2:ピドゥランガラ山2017/05/13 17:34

ダンブラの後、ホテルにチェックインして少しのんびりし、午後に出かけたのはあの有名なシギリヤ・ロックがよく見えるというピドゥランガラ山。最後の100メートルぐらいは両腕両足を使ってよじ登るという感じでしたが、さすがの絶景!写真は今回の女子5人グループと。私以外は、国連諸機関で働いているルーマニア人・ドイツ人・イタリア人と日本大使館で働いている日本人。

上に登ってから雨が降ってきて、夕日は見られませんでしたが、素敵な景色でした〜。(続)

シギリアへの旅その1:ダンブラ石窟寺院2017/05/13 17:30

今週10・11日はヴェサックとよばれる仏教の祝日で、国連も2日間お休みでした。ヴェサック、仏教国なのに日本では祝われてないような気がしますが…。

このお休みを利用しない手はない!ということで、女子5人であの有名なシギリヤへ行ってきました。渋滞を避けるため、朝4時半出発の強行軍。嵐のような土砂降りの中、コロンボを出発しました。1日目、ホテルに着く前に寄ったのがダンブラという洞窟にあるお寺。5つある大小の洞窟の中に仏像が全部で150体あります。この日はポヤデー(満月の日)ということで、沢山の人がお参りに来ていました。ここは世界遺産で、紀元前1世紀にスリランカのシンハラ王、ワラガムバーフによって造られたものだそうです。写真は一番古いという涅槃像です。(続)

ハノイ再訪2017/05/07 19:01

今月のメーデーのお休み、ハノイではジュリの学校が2日も休みだったのもあり、私は5泊6日でハノイに戻ってきました。

2月にハノイを去った時は全く戻るつもりはなく、だからこそいろんなことを「これで最後だ!」と思ってしてきました。(主に食べたいものを食べ納めたということですが…。)なので、今回予定外にまたハノイでの日常を楽しむことができて、なんだかすごく特別な気分になれて嬉しかったです。例えば写真の私たちがよく行くベトナム麺のフォー屋さん。実は、私がいない間にジュリがフォーを好きになり、このお店に3人で行くのはこれが初めてだったのです。その他にも、お気に入りのもう一つ別の近所のベトナム麺屋さんとフレンチ・レストランにはそれぞれ2回づつ行きました〜。家族で映画も観に行けたし。欲を言えば、もう一度オペラハウスでのコンサートに行きたかったですけど、都合よくコンサートやってなかったので行けませんでした。

そしてとにかくコロンボの猛暑に苦しんでいた身には、エアコンをつけなくても過ごせるハノイはすごく快適に感じられ、とにかくよく寝ました。毎日昼寝してた感じ。エアコンをつけて寝てるとやっぱり熟睡できていなかったのか、疲れがたまっていたんでしょう。

今回はとにかくのんびりしたかったので、友達にもほとんど帰ってきていることを知らせなかったのですが、狭いハノイ、やっぱり偶然にいろんな人に会ってしまいました。まあそれはそれでよかったですけど。昔の部下で、私が去ってから私がハノイに帰っていたことを知った人からは、なんで知らせてくれなかったの〜!と恨まれてしまいましたが…。

戻ってきて、今度家族に会えるまで6週間強。これがなんかすごく長く感じられます。2月にハノイを去ってから4月初めにピーターとジュリがコロンボに遊びに来るまでの6週間は、忙しすぎたためか、結構短く感じたんですけど。長いトランジションですが、頑張ります。

パラダイス洞窟2016/12/21 08:22

今週初め、私の今年最後の出張で中部のクアンビン省へ行ってきました。クアンビンの省都、ドムホイにはハノイからはベトナム航空は1日1便しか飛んでいなくて、その関係で、日曜日の早朝に着き、会議は月曜日、帰りは火曜日という旅程で行ってきました。

日曜日朝10時にはホテルにチェックインして、クアンビンのプロジェクトチームとのランチ、その後は自由行動だったので、有名な洞窟のうちの一つ、パラダイス洞窟へ行ってみることにしました。ちなみにクアンビン省には他にも沢山洞窟があり、最近見つかったうちの1つ、ソンドン洞窟は、6日間かけて奥まで探検するツアーというのがあり、費用は30万円以上で予約をしても1年待ち、とからしいです。私たちが行ったのは、もちろんもっとお手頃な洞窟です。

しかし、洞窟に入る前が実は大変でした。ランチを食べたレストランのサービスがものすごく遅く、ドムホイを出発したのが既にかなり遅かった上、一緒に行ったベトナム人たちがぜひボーグエンザップ(クアンビン省出身のベトナム戦争のヒーローで、2013年に亡くなりました)のお墓まいりに行きたいと言うので、全然違う方向の遠い場所にあるお墓へまず行きました。それから洞窟へ向かったので、洞窟に着いたのはチケット販売期限ギリギリの午後4時半。と思ったら、4時半は夏の営業時間で、冬は4時だって…。わざわざ来たのでめちゃめちゃがっかり…。そこで同行していた人たちが、クアンビン省政府の高官に連絡を取ってくれて、なんと特別に入れてもらえることに!!!

ベトナムではハロン湾にある洞窟にも行ったことがありますが、このパラダイス洞窟はまたかなりすごかったです。規模が違う!秋吉台もこんなにはすごくなかったような…。ここに写真1枚しか載せられないのが残念です。そして何よりもよかったのが、特別に最後に入れてもらったので、他の観光客が全然いなくて、思う存分写真を撮りまくれ、好きなペースで歩きまわれたこと。すごくいい気分でした。

私たちは木製の通路を歩くコースを2時間ぐらいかけてまわったのですが、もっと長いコースで、実際に洞窟の底(?)を歩いて奥に進むのもあるとか。今度はそんなん試してみたいです〜。

当たり前のことですが、普段は出張に行っても観光する時間はほぼなく、下手するとずーっとホテルに缶詰状態とかなので、今回はみんなで洞窟ツアーができてよいチームビルディングにもなりました!

フエ旅行:その32016/10/02 23:14

フエ旅行最終日は、ホテルに車を手配してもらって、少し離れたところにある見所を巡りました。

まず初めはカイディン帝廟へ。カイディン帝は阮朝13代の皇帝の中で、後ろから2番目。この廟は1920年から31年までの間で作られたそうです。フエ郊外の長めのいい丘に立っていて、着くと階段を相当登らないといけません。でも中に入ると、磁器やガラスの欠片を使ってステンドグラスのように飾られた壁がとても綺麗でした。

次は、ミンマン帝廟へ。この皇帝は第2代ということで、カイディン帝廟よりもかなり昔、1840年頃につくられた廟です。ここは私はかなり気に入りました…。カイディン帝廟よりも観光客が少なく、広々とした敷地の中をゆっくりと回ることができました。この写真では伝わらないかもしれませんが、とっても雰囲気がある廟でした。

最後に、1610年に建てられたというティエンムー寺に行きました。ここには七層八角形の塔が立っていて、フエのシンボルになっています。奥の方に、ベトナム戦争中に政府に抗議して焼身自殺したこの寺の僧侶の乗っていた車が展示してあります。

この後、フエといえば有名な「ブン・ボー・フエ」という麺料理を食べに行きましたが、これはかなり期待はずれでした。本当は辛いはずなのですが、全然辛くなかった…。ホテルのお勧めで、観光客が行くような店に行ってしまったからでしょうか。フエの「ブン」(米の麺)はハノイと違って、ちょっと太目と聞いたのですが、私たちが食べたのは、ハノイと同じ感じでした。

帰りの便は夜8時過ぎだったので、空港に行く前にフエ料理食べ納め、ということで、1日目に行った「ハイン」にまた行ってしまいました。今回は、1回目で特に気に入った料理だけを注文。満足して、帰路につきました。短かったけれど、お天気にも恵まれ、充実した旅でした!(終)

フエ旅行:その22016/10/02 22:40

フエに行くことにして、飛行機もホテルも手配してから知ったのですが、フエはこの時期、雨季だったんですね。出発の数日前に、川のようになったフエ市内の道路をボートのように進むモーターバイクの写真を見て、どうしようかと思ったのですが、幸い、私たちがいる間、日中に雨が降ることはありませんでした。

土曜日は、のんびり朝食をしてから、王宮へ歩いて行きました。ここは阮朝(1802〜1945年)の王宮だったということで、写真のように流石な風格です。中に入ると、ベトナム戦争で破壊されたものを再建した建物がいろいろ見られました。ジュリにとってここでのハイライトは、池に沢山いた鯉へ餌をやったこと。これがものすごい数で、しかも皆丸々と太っていて、水面に出てきて大きな口をパクパクされると、なんかちょっと怖いような感じでした。

帰り道、軽くランチを食べて、午後はプールで泳いだりしてのんびり過ごしました。夕食の後は、サプライズで2日早い私のお誕生日祝いをしてもらいました〜。ドイツでは誕生日当日より早くお祝いするのは縁起が悪いらしいのですが、私はドイツ人じゃないし。しかし、ここまでくるとあまり1歳年取るというのが、ピンとこないです。あんま去年と変わらないというか。40代入ったばっかりの時は、かなりメタボリズムが変わったとか、感じることがあったんですけど。(続)

フエ旅行:その12016/10/02 18:21

先週末、金曜日が学校のお休みだったので、私たちはベトナム中部のフエに家族旅行に行ってきました。フエと言えば、日本の京都にあたる古都です。私はフエには何度か行っていて、去年の12月も仕事で行ったのですが、ピーターとジュリにとっては初めて。ハノイから飛行機で1時間で行けるという手軽さもあり、2泊3日で行ってきました。

金曜日は午後遅い便だったので、ホテルに着いてから、夕食を食べに出かけました。フエは「宮廷料理」で有名ですが、そんな高級でなくても、庶民のフエ料理も食べられます。お米をペースト状にしたようなものを使ったお料理が多いです。この日は、ピーターが事前に調べておいた「ハイン」というお店へ。見かけはかなりローカルな感じですが、観光客も結構いました。ここで初めての人にオススメのセット料理を注文して、一通り有名なものを堪能。ピーターは写真左上の「バインベオ」というのがお気に入りで、いくつも食べました。一口サイズの小さいお皿なので、一杯食べれてしまいます。私はサトウキビの周りにつけてグリルしたお肉を、ライスペーパーにお野菜と一緒に巻いて、甘いタレにつけて食べるのが一番気に入りました。普段はベトナム料理あまり好きでないジュリも、この日は結構食べました。(続)

ストラスブルグ訪問。2016/08/14 13:46

もちろん、ヨーロッパでの休暇はもう終わってしまったのですが、休暇後半からずーっと忙しく、またブログが空いてしまいました…。今日はイタリアからの帰り道に寄った、ストラスブルグのことを書いておきたいと思います。

ストラスブルグはフランクフルトから車で3時間、ドイツとの国境近くにあるフランスの街です。昔はドイツ領だったこともあるということで、正直言って、街はとってもドイツ風。言われなければ、フランスだとわからないぐらい。私がすごい!と思ったのは、パン屋さんにフランスのバゲットとドイツのプレツェルがあること。パン好きの私にはたまりません…。

ストラスブルグに寄ることにしたのは、私がもう10年来お世話になっているニュージーランド人のメンターがここに住んでいるからです。彼女とはトリノで働いていた時に仕事で知り合い、私たちがトリノを去った後も、エチオピア、ルワンダ、ベトナム等で数年に一度会っていますが、彼女のお家を訪ねるのはこれが初めて。ドイツ人の旦那様にも初めて会いました。彼女は昨年ベトナムに仕事で来ていたこともあり、それほど久しぶりという感じもありませんでしたが、短い時間、沢山おしゃべりできて楽しかったです。

夜には、教会の壁を使ったライトショーがあるというので、行ってきました(写真)。これがすごく圧巻でした…。ストーリー性があり、単なるエンターテイメントというより、まさにアート。でも、最近のヨーロッパで続くテロのこともあり、沢山の人混みの中にいるのは、正直あまり安心できない気持ちでした。

今回は1泊しかしませんでしたが、またゆっくり訪ねてみたい素敵な街でした。あまり観光地としては有名じゃないのかもしれませんが、おすすめです!

ヨーロッパの夏の花:その92016/07/25 18:14

イタリアで食べ三昧の日々を送りながらも、ちゃんと毎日ウォーキングを続けています。この見事な蓮の池は、2日前のウォーキングの時に見つけました。私たちはハノイで巨大な蓮の花の池がいくつもある場所に住んでいるのですが、ハノイではベトナム人が蕾のうちに花をすべて摘み取ってしまうので、こんな風に花が開いたところを見たことがありません。素敵でした…。

今滞在しているピエモンテの南部は、バローロ等ワインの産地として有名で、葡萄畑の丘が続く素晴らしい景色。ドイツと違って、ウォーキングのルートも相当起伏があり、健脚向きですが、また山を歩くのとは違う楽しさがあります。

再会2016/07/25 17:47

私たちがトリノに住んでいた時、毎月のように行っていたアグリツーリズモがあります。ここの農家の家族(写真)はとてもいい人たちで、私たちを家族のように扱ってくれて、ちょうど5年前にイタリアを去る前のジュリの誕生日もここでお祝いしました。ここでは典型的なピエモンテの家庭料理のコースを出すのですが、とっても美味しいのです。

今回もここに寄らない訳にはいかない!という訳で、昨日のランチをしてきました。5年前と変わらない美味しさでした〜。彼らは新しくアパートが3つある建物を敷地内に建てていて、そこも見せてもらいましたが、素敵でした!またいつか泊まりに来たいです。他には新しくダックスフンドみたいな子犬を飼っていて、ジュリは一緒に遊べて大喜びでした。

しかし5年ぶりに会うのに、なんだかこの前会ったのは昨日のことのような感じで、とっても不思議な感じでした。次回は5年も経たないうちに会いに来たいです。