夏休みパート1その7:モンセラート2009/07/23 22:53

バルセロナ2日目は、ちょっと足を伸ばして郊外のモンセラートに行ってみることに。ここには黒いマリア像で有名な修道院があり、うちの母が去年スペイン旅行をした時に、特に印象的だと言っていました。ピーターは子供の時、コスタ・ブラヴァに来た時にそこから行ったことがある、とのこと。

「モンセラート」には「のこぎり山」という意味もあるそうですが、この修道院は1,235mのまさにのこぎりのような山に囲まれるようにしてあります。私たちは「当然どこかから登山電車かケーブルカーに乗るんだろう」と思っていたのですが、「モンセラートへ」という道路標示をたどって行くと、車で上まで行くこともできるということがわかりました。

カフェテリアで遅めの朝食をしてから、ピーターが修道院のある所から登山電車で更に上に上がれるというのを発見し、まずは上がってみることに。駅に行ってみると、そこから下に降りて行く電車もあることがわかり、どちらも行けるコンボ・チケットを買いました。上がってみると、ものすごい眺め!お天気がよかったのもありますが、青空にのこぎり山の岩が映えて、壮観でした。上がってみるまで知りませんでしたが、ここからは3つのハイキング・ルートがあり、眺めのいい道をかなり遠くまで行けそうな感じ。写真はそのルートの入り口です。私たちはハイキングの用意をしてこなかったので、あきらめましたが、今度来た時にはぜひここからハイキングしたいと思いました。3つのルートのうちの1つは、ここの修道院の黒いマリア像が発見された教会に行くみたいでした。

降りて来て、今度は下の方に行ってみると、そこからも岩伝いに眺めのいいルートがありました。私たちは途中まで行ってみましたが、どうやら最後までいくとまた違う教会があるようでした。

そしていよいよ修道院。この修道院は最初11世紀に建てられ、その後19世紀にフランス軍に破壊されてから、再建されたそうです。中はとても迫力があり、きれいでした。マリア像を見るためのものと思われる列があったので、並び始めました。せいぜい10分ぐらい並んだら見られるのだろう、と思いきや、列は教会の建物の外から一番奥まで続いていて、マリア様に着くまで45分ぐらいはかかったと思います。でも、ジュリは大人しく列に並んでいました。マリア像のところまで行くと、彼女が持っているボールのようなもの(日本語で何ていうんでしょう?)の部分を触れるようになっていました。ご利益があるということなんだろうなあ、と思って、ちゃんとジュリと一緒に触ってきました。沢山後に人が待っていたので、ゆっくりと像を見る時間がなかったのが残念。

しばらく修道院の中を見たり、外を歩き回ったりしてから、カフェテリアで軽いランチをして帰途に着きました。バルセロナに来てここに来なかったらもったいない!と思えるほど、とても印象に残る場所でした。(続)

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