サマルカンド訪問:その3 ― 2008/07/16 21:56
グーリ・アミール廟を見て、お昼を食べてから訪れたのがシャーヒ・ズィンダ廟群。これはまた、見応えのある所でした。
シャーヒ・ズィンダ廟というのは「生ける王の墓」という意味で、伝説によれば、ムハンマドの従兄弟がここで異教徒に首を切られた際、自分の首を持って井戸に入り、そこで永遠の命を得たそうです。14世紀に、ティムールやその孫のウルグ・ベクが自分の家族等をここに埋葬したので、いくつものモスクが並ぶ今のかたちとなったそうです。門を入って、階段を上ると、参道という感じで、両側に青いモスクが立ち並んでいます。
ここのタイルは本当にきれいで、圧巻でした。でも、ガイドブックによればウズベキスタン政府の修復の仕方は、オリジナルのよさを壊してしまっているとか。ユネスコの人も怒っているという話を聞きました。そういえば、てかてかの青ペンキで塗られたようなモスクもありました。
その後、ウルグ・ベクが建てたという天文台を見に行ってから、ツアー終了。ガイドさんにお礼を行って、帰途に着きました。タシュケントにだけいたら見られなかったウズベキスタンの別の面を見られて大満足。同時に、ブハラやヒバなどの他の有名な古都もいつかぜひ見てみたい!と思いました。この地域って文字通り文化の交差点で、本当に奥深い。中央アジアのこと、もっといろいろと知りたいです。
コメント
_ vodka ― 2008/07/22 02:01
_ りつ ― 2008/07/22 02:45
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